このブログでは、AIの様々な活用方法をお伝えしています。
イラストや動画、ブログの記事までAIで作成できる時代になりました。
これからの時代はAIをどのように活用するかが重要になってきます。
わたしはTikTokでAIを使ったイラストを公開してかなりの再生数を稼いでいます。
今回はこの、AIを使ってイラストを生成して、さらに動画にする方法をご紹介します。
- AIでイラストが生成できるサイト「SeaArt」
- SeaArtでAIイラストを生成するモデルを探す
- SeaArtでAIイラストを生成する使い方
- SeaArtで生成したイラストで動画を作る方法
- SeaArtの高度創作「Img2Img」の使い方
AIでイラストが生成できるサイト「SeaArt」
AIを使ったイラストは様々なサイトがありますが、この「SeaArt」がおすすめです。
登録してしばらくは、無料でイラストを数百枚くらい作成できます。
ほとんど実写のようなイラストから、日本のアニメのようなイラストまで様々なテイストのイラストを作成できます。
では早速、SeaArtでのイラスト作成のやり方を解説していきます。
SeaArtでAIイラストを生成するモデルを探す
SeaArtでのイラスト生成は、まずAIモデルを探すところから始めます。
AIモデルによって、実写のようなイラストになったり、アメリカのアニメのようになったり、日本のアニメのようになったり、結果が大きく変わるからです。
この記事では、日本でよく見るようなイラストを生成していきます。
上のカテゴリ一覧から「二次元美少女」をクリックします。
AIに描かせたいテイストのイラストを選択します。
このイラストの情報を真似すれば、同じようなイラストが生成できるわけです。
ポイントは、プロンプトとモデルです。
プロンプトは、AIにイラストを描かせる「指示」のこと。
モデルは、AIがイラストを描くテイストを決定します。
最初は難しく考えずにそのままコピーしてイラストを作成してみましょう。
SeaArtでAIイラストを生成する使い方
「創作」ボタンをクリックすると、プロンプトとモデルがそのままコピーされます。
生成ボタンをクリックすると、コピーされたプロンプトとモデルに従ってイラストが生成されます。
このように2枚のイラストが提案されます。
ちょっと真似をするだけではおもしろくないので、もっと自分の好みでアレンジするといいでしょう。
プロンプトを変えると全く違う絵を生成することができます。
自分の好みのモデルが見つかったら、次から使うようにすると同じテイストのイラストを生成することができます。
SeaArtで生成したイラストで動画を作る方法
SeaArtはとても便利で、AIによるイラストでやりたいことはほとんどできます。
イラストを使った動画まで生成できてしまいます。
ただし、SeaArtで生成したイラストの動画化しかできないので注意してください。
では、先ほど生成したイラストのひとつを選択して、動画の元のイラストにします。
上に「動画作成」があるのでクリックします。
「Motion LoRA」という動きのモデルを追加します。
今回は「PanRight」という右への動きにしてみました。
「創作」をクリックすると動画の生成が始まります。
しばらく待つと動画が完成します。
今回生成した動画はこんな感じです。
動画の生成元として指定したイラストと雰囲気は似ていますが、別のイラストの動画になっていますね。
同じモデルを使って動画にしているので、テイストは同じものができあがります。
もしSeaArtで生成したイラストそのままを動画にしたいなら、LeiaPixというサイトで動画化したほうがいいでしょう。
もう一歩発展させて、AIで生成したイラストにセリフを喋らせることもできます。
こちらの記事で解説しているので合わせて参考にしてください。
SeaArtの高度創作「Img2Img」の使い方
実写の画像を元にして、同じようなAIイラストが描けると便利だと思いませんか?
SeaArtはとても優秀で、画像を元に似た感じのイラストを生成することができます。
「高度創作」のところをクリックして、「Img2Img」を選択します。
では、例としてフリー素材の女性の画像を使ってみます。
Img2Imgの画面にドラッグしてアップロードします。
プロンプトが自動的に入力されますが、全部消してしまって「美人の女性」や「かわいい女の子」など、シンプルに書き換えたほうがうまくいきます。
ここでもモデル選びが非常に重要です。
「もっと選ぶ」を選択して、良いイラストを書いてくれるモデルを選択します。
ここでは「CityEdgeMix」を選択しました。
生成ボタンをクリックすると、イラストが生成されます。
4枚のイラストが生成されました。
1枚をみてみると、元の画像と同じ構図でまったく別人のイラストになっています。
プロンプトからイラストを生成するのが、SeaArtで一番使える機能ですが、紹介したイメージからイラストを生成するのも使い方としてはおもしろいと思います。
繰り返しになりますが、一番重要なのはモデルを選択するところです。
ホーム画面をスクロールして眺めてみて、良さそうなモデルがあったらぜひ使ってみましょう。
良いモデルがみつかったら、それは財産と言っていいほど使えるモデルになります。