AI Powerd Blog

AIを活用する方法をご紹介していきます

【無料】AIを使って1枚のイラストから動画を生成する方法(Runway Gen2の使い方)

前回はAIを使ってイラストを生成する方法をお伝えしました。

ai-powered.hatenablog.com

 

今回は、AIに描かせたイラストを、AIを使って動かしていきたいと思います。

イラストから動画を生成するAI「Runway Gen2」

今回ご紹介するのはこの、「Runway Gen2」です。

research.runwayml.com

 

「Try Gen-2 in Runway」をクリックして、無料のアカウントを作成しましょう。

 

無料のアカウントで作れるのは、4秒の動画になります。

100秒以上、試しに何度も作れるので、最初は無料で使えるかどうか試してみるとよいでしょう。

Runway Gen2のホーム画面はこんな感じです。

Runway Gen2のホーム画面

 

では早速、イラストを動かしてみます。

Runway Gen2でイラストを動かす使い方

「Image to Video」をクリックします。

「Image to Video」をクリック

 

写真のボタンをクリックして、素材となるイラストをアップロードします。

写真のボタンをクリックして、素材となるイラストをアップロード

 

アップロードできたら自動的に、動画の素材としてセットされます。

動画の素材としてセットされる

 

ここに、イラストを動画にする際の指示文章を書くのですが、現在のGen2の場合あまりうまく動きません。

イラストを動画にする際の指示文章を書くところ

 

ですので指示文は書かず「Generate」をクリックするだけで動画を生成します。

「Generate」をクリックする

 

4秒の動画を作るのに1分くらいかかります。

4秒の動画を作るのに1分くらいかかる

 

動画ができたら再生ボタンで再生してみましょう。

再生ボタンで再生する

 

あまりうまくできませんでしたね……。

イラストの動画化はあまり得意ではないようで、失敗することがよくあります。

こういうときは、もう一度「Genarate」で動画を生成してみるといいと思います。

どうしてもうまくいかない場合は、諦めて別のイラストを使ってみましょう。

Runway Gen2でイラストから動画を作るコツ

何回か動画を「Generate」するか、イラストの素材を変えてみると、うまくいくことがあります。

これがかなり良い感じの動画になった例ですが、最初2秒は良いものの、後半2秒が崩壊しています。

良い感じの動画になった例

 

最初の2秒だけうまくいくことが多いので、動画編集アプリで前半2秒だけ切り取って……

動画編集アプリで前半2秒だけ切り取った動画

 

後ろに逆再生した動画を加えれば、4秒でループする動画が作れます。

4秒でループする動画

 

これで、ショート動画として公開するか、動画の素材として使えるものになったと思います。

RunwayがGen2になったものの、ちょっと工夫して使わないといけないのが現状ですね。

 

今回のように、イラストからシンプルな動画を作りたい場合は「LeiaPix」というAIツールのほうが向いています。

こちらの記事でご紹介しているので合わせて参考にしてください。

ai-powered.hatenablog.com